引っ越し業者へのチップ

引っ越し業者にチップは渡した方がいいの?

タランティーノ監督の映画「レザボア・ドッグス」の冒頭に、チップの話が出てきます。

 

カフェで6人でコーヒーを飲み、コーヒー代金にチップを上乗せして会計しようとしたところ、一人が、おかわりを1杯持ってきたくらいのサービスにチップを取られるのは不当だ、と文句を言い出します。アメリカはチップ大国ですが、わずらわしいと思っている人も、実はずいぶん多いらしいことがうかがえる、面白いシーンでした。

 

さて、ひるがえって日本の場合は、レストランでチップ、というのはありませんが、旅行先や入院など特別な機会にはチップを渡すこともありますよね。引っ越しの場合はどうでしょうか?

 

以前は作業に来た方一人一人にチップを渡すのが一般的でしたが、今は謝礼金を渡す方は少なくなっているようですね。ある統計では、チップを渡した人は全体の1/4、お金ではなく品物を渡した人が1/4、そして特に何も渡さなかったと回答した人は全体の約半数となっています。チップを出さなかったから失礼であるとか、相手が気を悪くするのではという懸念は、持つ必要はないようですね。

 

引っ越し業者

 

それでも、礼儀として何かお礼をしたい、という方は、飲み物などを用意しておくとよいと思います。見積もりのときに、ついでに作業スタッフの人数を聞いておき、変更のあった場合に備えてそれより少し多めの数を買っておくとよいでしょう。

 

気候に合わせて冷やしたり温めたりしておくと喜ばれるのでしょうが、引っ越し前は何もかも片付けてしまっていますから、そこまでは難しいですね。常温でも味に影響が少ない、お茶系を選ぶなどして対応しましょう。

 

渡すのは作業が始まる前がよいかもしれません。荷物を積み終わってしまうと、チーフ以外のスタッフは、けっこうあっという間に撤収してしまいます。渡すタイミングを逃してしまうと残念ですから、作業が始まる前に一声かけて自由に取ってもらうようにすると、作業を妨げなくてよいと思います。

 

やはり物ではなく現金で、という方は、最近は、謝礼は受け取らない、という方針の会社もありますから、見積もりのときに、作業スタッフにチップを渡してもよいか確認してください。