作業を手伝うと安くなるか

業者が、依頼主の手伝いを断る理由

引っ越し業者に作業を頼んだときに、金額を大きく左右するのはやはり人件費です。作業スタッフ1人あたり○円、と加算されることが多いので、1人増えるか減るかで費用はずいぶん違ってくることになります。

 

それならば、らくらくパックを利用した際に、依頼主自身が手伝いに加わったら、費用はどうなるのでしょう? もっと極端に考えると、たとえばスタッフが5人来る予定のところを、知り合いの相撲部OBを4人かき集めてきたら……?

 

残念ながら、依頼主が手伝ったり、手伝いの人を用意しても、費用は変わりません。変わらないといいますか、そもそも業者の方で、手伝いは断ることがほとんどだと思います。

 

断られる

 

依頼主には現場監督の役割がある

荷物に関して何か気になる点があった場合、スタッフは中身や梱包の状態について依頼主に確認したり、場合によっては箱を開けてつめなおす、などの作業が必要になります。そんなとき、依頼主がトラックの方に行ってしまってその場にいない、ということがあると、作業が中断してしまいます。何かあったときにスタッフの疑問に答えたり、指示を出せるように、依頼主は作業などせずに、現場に待機しているべきなのです。

慣れない手伝いは作業効率が悪い

引っ越し業者の人はずいぶん力があって、大きな段ボール箱を2つくらいまとめて運んだりしていますよね。あれは、筋力もあるのでしょうが、力の使い方にコツがあるのだそうです。ですから、たとえ筋力のある友人に来てもらっても、プロのようにはスムーズに作業が進まず、かえって足手まといになってしまう可能性もあります。これは、力自慢の重量挙げの選手でも、パンチ力では軽量級のボクサーに負けるようなものでしょうか。

責任の所在があいまいになる 業者が一番嫌がるのはこのポイントです。業者は破損や紛失に備えて保険に入っていますが、たとえば依頼主とスタッフが2人で家具を運んでいて、傷つけた場合、責任はどちらにあるのか、はっきりしなくなってしまいますよね。損害賠償のトラブルは何でも好まれませんが、このようなお金で解決しづらいトラブルは、業者はできるだけ避けたいわけです。

 

引っ越し作業はプロの方にお任せしましょう。とくに、らくらくパックを利用しているなら、なおさらです。