レコードの輸送

コカコーラの1.5リットルペットボトル8本入りのダンボールが使える!

アナログレコードは、今ではすっかりCDに取って代わられたように見えますが、実はそうでもないようで、レコードを大量に持っている方はまだまだ多いですね。単純に、CDが登場する前から音楽を聴いていた方は、それまで集めたレコードが手元にあると思いますし、オールドジャズ、戦前ブルースなどの愛好家の中には、当時の中古レコードを集めている方もあります。

 

アナログレコードを運ぶ場合は、CDと同様に立てて梱包します。塩化ビニールで作られるようになった現在は、盤が割れるという心配はありませんが、温度変化が加わると変形するリスクはありますし、また、移動中ずっと揺れるわけですから、平積みにするとジャケット同士がすれて傷がつきやすくなる危険もありますね。立てて梱包するとこうしたリスクは小さくなります。

 

レコード

 

とはいえ、レコードはCDと比べると薄くて大きいため、梱包はなかなか大変。レコードも何枚も集まるとかなり重くなりますから、大きなダンボール箱いっぱいにつめこむと運ぶのも一苦労だし、底が抜ける恐れもあります。といって、小型のダンボール箱だと縦の長さが足りない場合もありますから、箱選びが難しいです。直接関係ありませんが、レコードのこの大きさは、棚にしまっておくときにもネックになるんですよね。音楽媒体がCD主流になったのはこうした扱いづらさにも理由があるんだろうな、と個人的には思うのですが。

 

梱包材の話に戻りましょう。少々お金はかかりますが、レコード梱包用のダンボール箱が販売されていますので、これを用意すると手間がかかりません。いわゆる普通のダンボール箱と、全体の強度が高くフタもついたタイプと、2種類あります。前者は1個100円前後、後者は1000円近くと、ずいぶん値段が違います。大事なレコードや、1930年代以前の割れやすい素材のレコード(「瓦盤」と呼ばれるタイプですね)は頑丈な箱に入れて、その他は安い箱を使うなど分けるとよいと思います。

 

他は、「コカコーラの1.5リットルペットボトル8本入り」のダンボールが、レコードの大きさにかなり近いので、これを使うこともできます。このメリットはスーパーなどでただで手に入ること。あと、持ち手の穴がサイドに開いているので移動が楽です。実際に入れてみるとレコードの方が少し背が高くて、箱のふちから頭がちょっとのぞく格好になります。このままフタをするとジャケットが折れますから、レコードの高さに合わせてフタ部分に折れ目を作ってからフタをします。

 

ただ、簡易でよいのですが、中古品ですから強度は少し心配ですね。大事なレコードは入れない方が無難です。

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